¥7,700税込
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10年日記帳です。サイズは使いやすく持ち運びやすいA5サイズ。表紙には「松阪もめん」の藍無地(紺)を全面に使い、余計な文字や装飾を一切なくして、シンプルに装丁しました。職人の手によって生み出される丸背上製のハードカバーや、日付と罫線だけの本文など、「本」の佇まいを大切にしたシンプルな日記帳です。 |
日事記の特徴は、なんと言っても最初に目にする松阪もめんの装丁です。数百種類の縞柄を持つ松阪もめんですが、日事記には、無地の藍(濃紺)を選びました。科学的に調合された色ではなく、土や畑が育んだ自然の藍色は、手触りも風合いもまさに一級品。ただ、自然のものですから、だんだんと色味がかわり、10年が経つ頃には、少なからず色褪せもあることでしょう。でも、それが何とも楽しみではありませんか。時を経て、色が褪せても、あなたの10年にそっと寄り添いながら、そうやって価値を高めていける、そんな日記帳だと思います。 |
最初に記された「日事記」の文字。「日事記」とは「日々の出来事を記す」という意味を持ちます。たったひと言でも、嬉しいことでも、悲しいことでも、10年分積み重なった「毎日」は、その人の物語そのもの。最初の1年目はよくわからないかも知れません。でも、来年の今日、日事記をめくれば、自然と1年前の日記を目にすることになります。「そうか、去年の今日は、こんなことがあったのか。こんな気持ちだったのか。」と、懐かしく思い返されることでしょう。そうして積み重なれた10年は、まさに世界でたったひとつだけの10年物語だと思うのです。 |
日事記の本文は、日付と罫線しかない、とってもシンプルなデザインです。余計な装飾を排除して、「静かさ」を際立たせることで、表紙に負けない凛々しさを得ています。シンプルなデザインですから、使い方は自由です。曜日を書き足したり、天気マークをつけてみたり。それぞれの思う使い方をしていただくのが正しい使い方です。 |
日事記の用紙は、通常よく選ばれる手帳用紙や帳簿用紙ではなく、厚めの書籍用紙を選びました。鉛筆やボールペンだけでなく、万年筆でもにじみにくということや、開いたときのそり返しも少なくて書きやすいという特性はもちろん、「日事記=10年物語」というコンセプトのもと、本の手触りを大切にしたくて書籍用紙を選びました。紙の色も真っ白ではなく、少しグレーかかっています。そのため、長く見ていても目が痛くなりません。 |
366日分(うるう年含)/A5サイズ(21.5㎝×15.5㎝×3cm)/丸背上製ハードカバー(松阪もめん) |
お取り扱いについてのご注意: 色あせの原因となりますので、日光や蛍光灯などに長時間当てないで下さい。 |
なつかしく、それでいて新しい。それは日本が世界に誇る、町工場の高い技術がぎっちり詰まった照明器具の後藤照明。 建築家の持つ空間の捉え方をデザインに活かした機能性と楽しさ、そして素材の特色を最大に引き出した革製品のエムピウ。 富山伝統の鋳物技術をベースに、 今の暮らしに馴染んでいく、真鍮の生活用品を提案するFUTAGAMI。 卓越した技術者であり、デザイナーである職人達の手により、ハンドメイドで、一つ一つ大切に作られた個性豊かな硝子の「スガハラ」。